（ネタバレ）書いて出しレポ１６ 「安倍なつみ」

名古屋までとは違い、なっちソロが娘。の後に来た。なっちからみんなへのＭＣ。今回のライブの重要なところ。それが行われたのは、センターステージど真ん中。会場のどの角度からも等距離な場所。この瞬間、Ｘ−２、Ｘ−３あたりの明日のチケットを持っている重度のなちヲタのみなさんの血の涙と慟哭がもう聞こえてきましたよ。もうオークションを使って手に入れている人間への事務所からの一罰百戒。完全制裁。まあ、ＦＣに入っていれば、センターステージど真ん中の席を手に入れることの出来る確率と、ステージ最前列あたりの席を手に入れることの出来る確率は一緒なのだから無問題。
「２２歳の私」を歌ったのもセンターステージど真ん中。上から特殊効果のきらきら光るモノがゆっくりと横アリのど真ん中のなっちにふりそそぎ、否が応でも会場の視線が吸い込まれる。
そしてセンターからステージに戻るなっち。ステージにはピンクの衣装の娘。たちが待ちかまえている。この時のなっちの衣装が、前の部分がピンク色がメインで、背中部分が白がメイン。だから、観客に背を向けてゆっくりと歩いて戻るときは白い背中が見えてなっちは天使！なわけで、そういうなっちの真っ白さを見せておきながら娘。メンバーの間に入って、くるっとこちらを振り向くだけで、娘。たちと同じ衣装なので違和感なく溶け込んでしまうんですよ。ソロの安倍なつみからモーニング娘。の安倍なつみに戻るっていう形をちゃんとした目に見せてくれたこの感動。パズルのど真ん中の大事な大事なピースがきっかりハマった瞬間をこんな形で表現してくれるとは。だってなっち自身は歩いて戻ってふり返っただけですよ。すごすぎです。
そして、モーニング娘。の安倍なつみ、率いるモーニング娘。たちが最後に歌うのが「ふるさと」。ここで来るか。この曲をもってくるか。これがなっちの卒業ソングなんだね。そういえば、欠場していた辻さんがこの場で復活していました。なんとか、なちのの間に合いました。そして歌っている最中に、なっちが、６期→５期→４期→飯田矢口の間を回っていくさま。圭ちゃんの Never Forget のときと一緒です。コレを見たときに、アンコールはなくても十分だと思いました。